一ページ目に目を落とすと、He is not a
Japaneseという文がいきなり目に入ってきました。
えっ!?と思いながら読み進めていくうちに、心臓が激しく鼓動を打ち始め、読み終わった時には、この事態をどう受け止めたらよいのか、すっかり混乱していました。
そこに書いてあったのは、「私の将来のソウルメイトの驚くほど細かな描写」だったのです。
それはこんなふうな出だしで始まっていました。
「 彼はあなたよりだいぶ年上で、日本人ではないでしょう。 しっかりした体格で、筋肉質のがっしりした体をしています。
髪の毛は色の薄い灰色か、ほとんど白に近いブロンドです。 肌は薄いハチミツ色で頬が少しピンクがかり、シミやにきびの無いきれいな肌をしています。
顔は広くてほとんど四角く、四角いあごと良い形の鼻を持ち、ハンサムですが、鼻の付け根が広く、目と目との間隔も広いのでそれが少し顔を平坦に見せています。。。。
」
こんな調子で延々と描写は続き、何よりも私が混乱したのは、この描写がすでにある人にすぐに思い当たったからでした。
一点をじっと見つめるくせがあって、あまり瞬きをしないなど、容姿だけでなく、クセまで当たっていました。
その後に、容姿に負けないぐらい細やかな性格の描写がしてあり、それも驚くほど当たっていたのです。
しかしなんといっても極めつけは、その中に「ソウルメイトのイニシャルと誕生日」が記してあったことでしょう。
彼は、父親がハンガリー人のため、イギリス人にはない少し変わった苗字をしています。 しかしその苗字の最初の三つの文字が正しく書かれてありました。
しかも誕生日まで一致していたのです。 正確に言えば、何歳ぐらい年上で何座の何日生まれと書いてあり、小さな誤差があるかもしれないと記してありました。